マラウィのビューティ体験
きれいになりたい…
これは、世界のたくさんの女性が抱く願望かな、と思います。マラウィにも素敵なビューティサロンがある、と聞いて、マラウィに到着してすぐ、みっちゃんに街の美容院に連れて行ってもらいました。
8月がお誕生日ってことで、フットマッサージとペティキュアをプレゼントしてもらったよ!(みっちゃんありがとう★)
案内されたマッサージチェアは、あの・・・銭湯とかにある感じのやつです。
使い方を一生懸命教えてもらったのですが、初日ということもあり、マラウィアクセントの英語のヒアリングに苦戦w。…結局、隣で一緒に施術をうけた、みっちゃんと話し込んじゃって、マッサージチェアは使いませんでしたw。
そして、私の足を触った瞬間、びびったような面持ちで、お姉さんが、
"So soft..."
と言いながら私の足をツンツン。
マラウィの方は、けっこう裸足で歩いたりするので、足の裏はカッチカチのようですね。私は、もともと皮膚が軟弱なタイプなので、余計にびっくりしたんでしょうねw。しばらくツンツンしてました笑。
そして、気になるデキは…
ジャッジャジャーーーン★☆★
もれなく全指、はみ出ていますねw。
はい、ありがとうございましたw。
続いて、ヘアアレンジ編。
以前、みっちゃんがブレイドで日本に帰ってきたことがあって、それ以来、あこがれていた、全頭ブレイド。せっかく来たし、やっちゃいましょう。
8時間ぐらいかかるらしいので、開店時間をめがけて9時にサロンへ直行。…が、ブレイド担当のスタイリストがまだ来てない、ってことで、しばらく待つ。…待つこと45分(←オイw)、やっとスタートしました。
基本的に2~3人体制でしたが、その日のサロンは、けっこう混んでいて、お客さんが来るたびに中断。ほかのお客さんは、顔剃りと眉を整えるのと、ストパーやってる人が多かったかな。
あと、昼過ぎにサロンのすぐ前で、タクシー運ちゃんと歩行者の喧嘩があって、一時騒然としてました。もちろんスタイリストのおねえさんたちも野次を飛ばすため外へ。だーれもいなくなっちゃったっけw。まぁ、自由な感じです。
さて、閉店時間も過ぎて、全スタッフが私の周りに集結w。ラストスパートですよー。
このあたりで、午後5時ぐらいかな?7時間目突入!
さて、仕上がりは…
ジャッジャジャーーーン★☆★
暗くてよく分かりまへんなw。
後ろはこんなの。
アップも見たい?
大満足のマラウィビューティ体験でした。
Sowetoでの出会い/Lebo and Maria
Sowetoは、数々の偉人を輩出したエリアでもありますが、もっと身近にも素敵な出会いがありました。それは、私が泊まったバックパッカーのオーナー夫妻、レボとマリアです。
◆Lebo's Soweto Backpackers
ここに2泊したんですが、オーナーのレボはソウェト出身。スウェーデン出身の奥さんと2人でバッパーの経営をし、地元に雇用を生み出しています。たとえば、空港までのシャトルドライバー、キッチンのシェフ、お掃除、サイクリングツアーガイド、などなど。そして、学生インターンも数名働いていました。
あとは、目の前もゴミの散乱する空き地だったのですが、コミュニティを巻き込んでクリーニングプロジェクトをスタートし、公園に作り替えました。
こうやって、夕方になると学校帰りの子供たちと近隣の人たちの憩いの場になります。あとは、定期的に、子供たちに本を読む楽しさを教えるワークショップを開催したりと、地域活性の中心になっているそうです。
手作りの遊具でキャッキャと走り回っている子供たちを見ていると、以前ここがゴミの散らかった荒地だったとは、想像がつかないですねーー。
レボはとっても素敵な紳士でしたし、マリアもいろいろ教えてくれて、本当に貴重な2日間でした。話に夢中になりすぎて、一枚も写真撮ってない、っていうねw。
みなさんも、ヨハネスブルグに立ち寄る際は、ちょっと遠出して、このバックパッカーにステイしてみてください!
★オフィシャルサイト(英語)→ Lebo's Soweto Backpackers
観光スポット/Lesedi Cultural Village and Lion Park
続いて、ヨハネスブルグ近郊の観光スポットです。あんまり時間がなかったので、私が訪れた2か所だけご紹介。
Lesedi Cultural Village
ここに行くと、南アフリカの5つの部族について、いろいろ勉強できます。都心部から40分ぐらいかな??
◆村のおうちのレプリカも。これは、ズールー族。
◆こうやって、トウモロコシを粉にします。
◆ご希望があれば、村に泊まれます。
つづいて、
Lion Park
…名前の通り、ライオンに会えますw。ライオンだけじゃなく、ワイルドドッグ、チーター、レオパードなどもいます。自分の車で回るか、ガイド付きのバスに乗って公園内を回ります。私は、初日に出会ったタクシードライバーさんの日雇いしましたので、彼の車で回りました。
◆日中に行ったので、みんなお昼寝中…。
◆途中でキリンが立ち往生w。このキリンちゃんは完全にペット状態で、エサを求めて車に近づいてくるんだって。
◆+R30払えば、赤ちゃんライオンと一緒に記念撮影できます。私は、小心者なので、横に座るのが精いっぱいですがw。
観光スポットの巻、おしまい。
Soweto part2
Soweto part1 では、歴史の部分を主に紹介しましたが、今度は文化的なことも少し。
ソウェトに限らず、南アフリカで一番多い民族は、ズールーです。
◆女性の伝統衣装は、こんなお帽子とネックレス。
(中途半端な顔をしているのは、気にしないでねw)
◆ちなみに、黒は未婚女性、オレンジは既婚女性用だそうですよ。△が二つ重なって、コンプリートされるそうです。
ご飯はこんなの。
ポップと呼ばれるもので、主食です。トウモロコシを乾燥させた粉を練って作ったもの。味はないので、可もなく不可もない感じ。手で食べやすい大きさに握って食べます。下は、牛の心臓部分。塩とチリパウダーで食べます。普通においしかったです。
そして、おビール。
トウモロコシを発酵させて作ったらしいです。どろっとしていて、酸っぱくて、なんとも言えない味…。基本的にグラスは回し飲みだそうです。貴重な飲み物だったので、ひざまずいて飲むのが礼儀だとか。そして、男性の飲物なので、女性は残った分を後からいただくそうです。
パッケージ、うけるねw。
ふつうは「飲酒運転禁止」を呼びかけるだろうけど、車を持ってない人も多いので、「飲酒歩行禁止」って書いてますw。
んー、面白い!
次は、ベタな観光地をご紹介します。
つづく…
SOWETO part1
ヨハネスブルグでの2日間、ダウンタウンで過ごしてもよかったのですが、あえて都心部をさけて、ソウェトへ。ソウェト(SOWETO:South Western Township)は、南アフリカでも最大級の旧黒人居住区です。東京23区ぐらいの大きさだとか。かつて炭鉱での労働力として強制的に移住させられた数百万人の黒人が、アパルトヘイト制度の下で暮らしていました。
◆ソウェトの街並み↓
◆まだまだ整備されていない部分もたくさんあります。ゴミと下水の問題はどこにでも…。
◆おうち。※SOWETOには、こういう家と豪邸のエリアが入り乱れています。
有名なネルソン・マンデラ氏やデズモンド・ツツ大司教も、かつてSowetoの住民でした。当時のおうちは、今は、資料館して入ることができます。しかも、この二人のノーベル平和賞受賞者の家は、なんと同じ通りにあるんですよねー。
◆マンデラハウス(左)とツツハウス(右)
アパルトヘイト廃止に紛争した黒人のリーダーはこの二人ですが、もう一人、有名な活動家が、南アフリカに住んでいました。それは、マハトマ・ガンジー。意外と知られていないのですかね?ヨハネスブルグにはガンジーのおうちもあります。ソウェトではなく、ダウンタウンのほうですけどね。
◆ガンジーハウス前にて。(えーっと、…暗くて見えませんw)
廃止に向けて、たくさんの市民運動が生まれました。
◆ヘクター・ピーターソンの記念碑
これは、1976年6月16日、ソウェトの学生がアフリカーンス語の強制に反対し、暴動を起こしたときに銃殺された少年ヘクター君の死を偲んで立てられました。たった13歳でした。その後、約180名が死亡、2000人以上が逮捕され、アパルトヘイト廃止への大きな一歩となった蜂起です。
考えることの多い場所です…。
つづく…。
アフリカへ行こうと決めた理由
アフリカと接点を持ったのは、実はかなり前です。
それは、中学2年生の夏。
生まれ故郷の徳島は、毎年、阿波踊りの熱気に包まれます。その夏は、特別に、南アフリカの「AZUMA」というミュージックグループが文化交流として阿波踊りの舞台に招待されており、教育委員会を通してホストファミリーを探していました。父が英語教師をしていたため、その知らせはすぐわが家にも届き、わが家もボランティアすることになったのです。そこで出会った、ドラムのビートと力強いダンス、カラフルな衣装は、今でも忘れられません。初めての南アフリカとの出会いでした。
時は流れて、大学2年の夏。
アフリカ好きな友達に誘われて「UMOJA」というミュージカルを観に行きました。とにかく感動しました。複雑なリズムが魔法のように一つに溶け込んでいく。地球ごと響いているかのような歌声、同じ人間とは思えないような身体からあふれるダンス。そして、それを観客に魅せるカリオグラフィーとステージセッティング。
終演後に買ったCDは何度も何度も聴きました。
さらに、当時所属していたコーラスグループのメンバーに紹介したところ、学生祭での演目の一つとして追加することに。さらにさらに、学生祭のフィナーレでも歌うことにw!…さらにさらにさらに!!…歌のコンセプト等が評判で、新しく建設された学生寮の名前が「Umoja Hall」に決定し…笑。なんだか南アフリカの文化をベースにたくさん思い出がつながっていきました。
退職と親友
卒業後、一度はアフリカの音楽学校への進学も考えた程でしたが、あまり現実的ではなかったので、あっさり却下し、東京で就職しました。その後、UMOJAの舞台はもう一度観たりしてますが、すっかりCity Girlになった私を、またアフリカへ引き戻したのが、みっちゃん。高校・大学と一緒にすごした貴重な友達で、現在、アフリカ・マラウィ共和国でNGO職員として働いています。そのみっちゃんの契約満期が確定したのが、一番のきっかけでした。みっちゃんのいる間に遊びに行こう!そう思っているときに、タイミングよく、自分の転職も重なり、1か月の余暇ができたので、「よし行こう!」となったわけです。そして、南アフリカでの乗り継ぎがせっかくあるので、みっちゃんのいるマラウィに行く前に、南アフリカにも2日間、立ち寄ることにしました。南アフリカには、大学時代の後輩、Wandile君がいるので、連絡してみたら、ちょうどJo'burg在住ということで、楽しみも増えて…。
ちなみにマラウィがどこかわからん大多数の方のために地図はこちら↓
そんなこんなで、旅程は2013年8月26日~9月8日に決まりました。
旅行が好きなわけでもないので、3年ぶりの海外でした。
さて、ここからどんな旅が始まるのやら…!?