ケニア再訪 champaign ridge
2020年のスタートはケニア・ナイロビの知人宅にて。
年明け早々、ナイロビから悪路を2時間ぐらい?行ったところにあるChampaign Ridgeのエアビーでのんびりと。
なにやら、ケニアでも大手の家具インポート事業を手がけるオーナーさん自らが作った大豪邸で、ベッドルーム4つ(各部屋にシャワートイレ付)、地平線が見渡せるバルコニーに、素敵な家具が並んでいます。建て付けをよくみると、「あ〜アフリカやなぁ」と思う部分はたくさんありますが笑、気にしなければOK!
あと、お掃除や食器洗いをしてくれるスタッフ1名が朝晩顔を出してくれるのも嬉しいですね。今回ベビーシッターさんも同行してもらっていたので、大人はかなりのんびりできました。
気のおけない友人と、なにをするわけでもなく、くだらない話から真面目な話まで、ワイングラス片手に語り合えるquaility timeでした。
Lake Malawi
マラウィ旅行の最後は、やっぱりマラウィ湖。
アフリカで3番目に大きい湖で、見た感じは完全に海です。
その日は、ちょうど風も強かったので、波もザッパンザッパン。
パノラマで撮ってみたけど、いまいち伝わらないなーー。
泊まったのは、この湖畔のロッジ↓
テラス付きで素敵です
残念ながらプライベートビーチではないので、村の人が行き来してたり、子供が走り回ったりもしてます。
ご飯の材料は持ち込んで、自分たちでお料理します。
ゆーっくり時間が流れる、ほんとに素敵な2泊3日でした。
読vol.1 The Boy who Harnessed the Wind
あまり読書が得意ではない私が、久しぶりに本を読んで泣きました。
「The Boy who Harnessed the Wind」
邦題は「風をつかまえた少年」です。
- 作者: ウィリアム・カムクワンバ,ブライアン・ミーラー,池上 彰(解説),田口 俊樹
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2010/11/19
- メディア: ペーパーバック
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<サマリー>
ウィリアム・カムクワンバ(1987年生)というマラウィ出身の少年の半生を描いたサクセスストーリー。貧しい家庭環境に育ち、高校中退を余儀なくされるも、図書館で出会った「Using Energy」という本に触発されて、自力で風力発電用の風車を建設。その発明のうわさはマラウィ全土にとどまることなく、2007年にはTEDカンファレンスへ招待された。詳しくはウィキ先生にも。
大好きなフレーズはこれ。
"Don't be discouraged and give up just because it's hard. Look at me. I didn't go to collage until I was thirty. Whatever you want to do, if you do it with all your heart, it will happen."
ウィリアムが英語のレッスンを受け始めた当時、クラスメイトは5歳児でした。あまりにも先が遠く感じ、意気消沈していた彼に、家庭教師のブレッシングが言った言葉です。ブレッシング自身もマラウィに生まれ、苦学し、30歳でやっと大学へ進学した人でした。
あきらめないこと。最後まで情熱をもってやり抜くこと。それは、自分のためだけでなく、将来出会う同じ境遇の人の魂を揺さぶるような励ましになるんだな、と感じました。
友情の大切さ
ウィリアムの並々ならぬ努力には、もちろん感動したのだけど、もう一つ、感動したのは、彼の友達の存在。ウィリアムの大成功を支えた2人は、幼少期からの仲良し。風車を完成させるために必要な部品(自転車の車輪)が、なかなか手に入らず、困り果てていたとき、有り金をはたいて購入してくれたのは親友でした。発電に成功した後も、その電力を引くためのワイヤーを購入したのもその友達でした。当時、村全体が、ウィリアムは気が狂ってるんじゃ?なんていう噂を立てていたほどの状況で、ウィリアムを信じて支えてくれたこの二人がいなければ、風車は完成していなかったんだろうな、と思います。
人が奇跡にも思えるようなことを達成するとき、実は、それは奇跡でもなんでもなくて、自分を信じる強さ、失敗を乗り越える力の積み重なりでしかない。A miracle happens twice; once in your mind, and once in reality. この言葉が重く響きます。
私も自分らしく挑戦していこう
そう決意しました。
車窓から
2週間弱の旅行で、車でいろんなところを通ったのですが、
その車窓からの景色も、楽しかったので、まとめてご紹介します。
街と人々
通過していく街では、たくさんの人が行商をしています。食品や衣類から雑貨など。なんでもあります。
中でも、私のお気に入りは、このトマトのタワー
どんだけ積み上げてるんだか。
どこへ行っても、このタワーの形で売られていました。
乗りすぎ
基本的に、トラックにはあり得ない数の人や、あり得ないほどの荷物が積まれています。荷台に人が乗るのは普通。
だいたいこれぐらい乗ってます。
ほんとに落ちないでほしい。。。
牛います。
モザンビークとの国境を走るM1ロード。
向こう側はモザンビークです。
【マラウィの運転あるある】
マラウィでは、対向車がライトを2回チカチカッとフラッシュすると、それは、「この先に警察がいるよ」という合図なのだそうです。マラウィの警察署は、お金がないので、必死で交通違反の罰金を徴収して小遣い稼ぎをしているのだそう。往復で8時間の道のりで2回もスピードチェックの警察官を見かけました。…が、国民もお金がないので、ドライバー同士も協力してスピードチケットを逃れようとしているんだって。チカチカッをみたら、スピードダウン、これが鉄則だそうです。おもろ。
サファリ/ロッジ編
私の行った、Liwonde National Park は、その名の通り、国立公園です。
オフィシャルサイトはまだこれからみたい→ここ
さて、2泊3日のサファリツアー、どんなところに泊まったのかというと!
じゃじゃん!
立派なバオバブがそびえるロッジ、Bushman's Baobabsです。
たどり着くまで、舗装されてない道をひたすら走っていくので、なんとなく不安になります。やっと見つけた看板はこんなの。
◆ダイニングルーム
シャワールームは、こんな感じで、かなりのオープンスペース。気温の落ちる夜にシャワーを浴びると、、、寒いです。水圧ありませんゆえw。
こんな展望台もります。
この展望台にあがって、ワインとチーズでのんびりしながら夕陽を待ちます。かなり贅沢の極みです。※つまみは、チータラ。
そして、17時半ごろ、夕陽が沈み始めると、
こんな景色に!
激ヤバ。
帰りたくない。と思った瞬間でした。
サファリ/ボート編
サファリ/ドライブ編では、陸側で出会った動物をご紹介しました!
つづいて、Shire Riverに沿って進むボートトリップへ!
一人乗りボートで漁をする漁師さんを横目に、サファリ奥地へと出発。
あ、カバの頭が見えてきた!
キャッキャしている私たちにガイドさんは、
「まだまだ、たくさんいるよ。この川には3000頭のカバがいるんだ」
ってことで、どんどん進むと、
い、いたーーーーっ★
そしてそして!!!
いましたよーー、ぞうさん!
あとは、ワニがいたり、鳥がいたりしたんだけど、
写真には収められませんでしたー!
何よりも、あの、パノラマの景色は、iPhone5じゃ、取り切れないねー!
最後に、みっちゃんとツーショ。
サファリ/ドライブ編
マラウィにもいくつかサファリがありますが、私たちが行ったのは、Liwondeというところ。首都リロングウェから車で約4時間、南へ移動したとこにあります。朝の6時から、ジープに乗って動物を探しに行きます。
ジープはこんなの↓
ガイドはスパイくん。陽気なおっちゃんです。
ドライブスタートして、いきなり、ぞうさんとの遭遇!
3頭いるの、わかりますか?まだ、朝で、2頭は寝てました。
そして、ウォーターバックの群れ。
ちょっと遠いけど、ライオンキングでプンバ役のイボイノシシ。
足が短くて、親近感がw。
あとはね、インパラは無数にいました。
むこうのほーーうに見えるのは、Shire River です。
この水場に、動物が集まってくるんですね。今は乾季ですが、雨期になると、このジープがあるあたりまで川幅が広がり、緑で覆われるそうです。乾季と雨期は、別世界のようですよー。
さて、サファリも陸側と川側からだと、みられる動物も違うということで、午後はボートツアーへ。